こころの病気について

うつ病

最近は20代から40代の働き盛りの世代のうつ病が増えています。「もしかしたらうつ病かも」と思ったら、早めにご来院ください。(以下の症状が2週間以上続くような場合はうつ病であると診断されます)

症状

  • 憂うつな気分、気持ちの落ち込み
  • 興味が湧かない
  • 喜びを感じられない
  • 食欲や体重の減少、または増加
  • 不眠、または過剰な睡眠
  • 物事を考えられなくなる
  • 焦る気持ちが強くなる
  • 疲れやすい
  • やる気が起きない
  • 自分を責める
  • 自分に自信がない
  • 集中力が低下する
  • 死にたいと思うことがある

治療

まずは、ゆっくり休める環境を作り、睡眠時間を確保しましょう。必要に応じて、労働時間の短縮や休職、職場の異動といった環境の調整も行います。薬物療法は、抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬を組み合わせて投与します。不安に思うことや、思い悩んでいることを利害関係のない専門家(心療内科医師)に話すだけでも心が軽くなります。

睡眠障害

睡眠障害には、睡眠が不足する不眠症、睡眠時間が長すぎる過眠症、睡眠のリズムの狂い、睡眠中の行動の異常などがあります。その中でも特に多いのが不眠症で、その原因は多岐に渡ります。

不眠症の主な原因

身体の病気

風邪、頭痛、胃腸の障害、腰痛、気管支炎、痛み、かゆみ、発熱、呼吸困難

うつ病など心の病による不眠

睡眠障害の多くは、職場の人間関係、育児、介護の悩みなど

環境

寝る場所の明るさ、温度、湿度、騒音、振動、通気、ベッドや布団の状態など

睡眠リズムの崩れ

夜間の勤務、海外への出張、授乳、介護など

その他

加齢など

症状

不眠症の症状は大きく4つに分類することができます。

入眠障害(寝付きが悪い)

特に寝る前に考え事をしてしまうと寝付けなくなります。

中途覚醒(睡眠の途中で起きる)

怖い夢を見て目が覚めることもあります。

熟眠障害(眠りが浅い)

夢をよく見ます。翌朝に熟睡感がない。

早朝覚醒(朝早く目が覚める)

加齢に伴って増えていきます。翌日の予定が気になると早く目が覚めることがあります。

治療

不眠のきっかけや経緯、精神的なストレスなどについて他人(医師)に打ち明けることで悩みが軽減され、不眠が解消されることもあります(精神療法)。また、必要に応じて睡眠導入剤や安定剤を処方することもあります(薬物療法)。環境を整えたり適度な運動をしたりしても眠れない場合は、早めに当院へご相談ください。

パニック障害

パニック障害は、一度発作が起きると、また発作が起こるのではないかという不安(予期不安)が生じ、発作が起きたら逃げられない状況や場所を回避するようになります(回避行動)。

症状

通勤電車の中などで、心臓がドキドキする、息が苦しくなる、手や足が痺れる、強い不安感に襲われる、汗が出る、熱い、寒いといった症状が見られることを、パニック発作と言います。そして、発作が続くと電車やバス、飛行機、窓のない部屋、エレベーター、映画館、会議室、美容院、行ったことのない場所を避けるようになります。

治療

パニック障害は、多くの場合、投薬によって改善します。まずはパニック障害について正しく理解し、お薬(抗不安薬、抗うつ薬)を使って症状が出ないようにします。不安が軽減したら、電車に乗る練習などを繰り返して自信を取り戻せるようにお手伝いをしていきます。

過敏性腸症候群

胃や腸に異常があるわけではないのに、腹痛や下痢、便秘を繰り返す方は、ストレスによる過敏性腸症候群の可能性があります。検査で異常は見つからなかったが症状があるという方は、お早めにご相談ください。

症状

症状が発生しやすいのは、朝の自宅、通勤電車の中、職場などです。特に通勤電車の中で腹痛や下痢になることが多く、何度もトイレに行きたくなります。 そして、次の停車駅までの時間が長くなるので、急行電車に乗りたくなくなります。長距離でも、わざわざ各駅停車に乗るようになります。各駅のトイレの位置を確かめておかないと気がすまない人までいます。

治療

乳酸菌製剤、便の水分を調整する薬、抗不安薬、抗うつ薬などを組み合わせて処方します。予防として、なるべく暖かい食べ物、飲みものを摂ってください。刺激物(香辛料、コーヒー、アルコール、炭酸飲料など)は避けてください。繊維質のもの(野菜など)を摂りすぎないように気を付けてください。

社会不安障害

プレゼンテーションや会議など、大勢の人の前で話すと緊張するという方は多いと思います。その中でも、日常生活に支障をきたすほど不安が大きくなる状態を「社会不安障害」と呼んでいます。

症状

「大勢の人の前で話す」「電話をする」「他の人と一緒に前で食事をする」「人前で字を書く」といった状況で、以下の症状が出ます。

  • 顔が赤くなる
  • 顔が硬直する
  • 汗をかく
  • めまいがする
  • 手や足がふるえる
  • 心臓がドキドキする(動悸がする)
  • 声が震える
  • 声がでない
  • 食事ができない
  • 息苦しくなる
  • 尿が近くなる
  • 胃が気持悪くなる
  • 吐き気がする

治療

抗うつ薬や抗不安薬を使って症状を抑えながら、少しずつ自信を取り戻していただいただきます。プラスのイメージトレーニングができるようになると良いのですが、なかなか難しいと思います。お薬の力を借りてマイナスな思考をストップさせましょう。

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